乗り物であちこちへ

ビクトリア・ハーバー香港島へ渡るフェリーに乗りたかったんですけど、埠頭に行くも乗り場が分からず。なので先に軽く鉄ちゃん行動へ出る事に(笑)。中国本土方面に向かう“九廣鐵路”に乗るべく、起点となる尖東駅まで埠頭から歩きで。実はこの時、初めて地下駅だったと知りましたわ(苦笑)。どおりで地上をいくら見渡しても見つからないわけだ(爆)。大陸へ向かう鉄道の起点なので結構情緒的な駅を想像していたのですが、何ら地下鉄と変わらぬ近代的な駅はやはり此処が香港の中心地なんだと感じてしまいました。

とりあえず切符を買って自動改札を通ろうとしたのですが、切符を投入してもゲートが開かない・・・(汗)。一瞬「?」と思うが出てきた切符を引き抜いたらゲートオープン! 何だ、すぐ切符取れば良かったのね。日本はゲートを抜けてから切符受け取るもんだからその感覚でいましたよ。

←尖東駅ホーム
ホームに降りるとホームドアまであるじゃないですか? 5分間隔で走ってるくらいなんでもはや“大陸鉄道”的イメージではなく完全に“足”なんですね。ホームの発車表示とかも「出発時刻」ではなく「出発までの時間」で表示されていて余計そう感じさせてくれます。乗車した羅湖行き列車は14:00に出発。なんとVVVFの音がしたので軽く驚きました。本当は余裕があれば羅湖まで行ってみたかったんですけどね、何があるのか知らないけど(爆)。でも“中国本土との境界地”ってだけで興味惹かれるじゃないですか。も少し早く出れば行くだけは行けたんですが、帰国日に遠くまで行って帰れなくなったらシャレにならないんでそれは断念。途中の地下鉄との乗り換え駅である九龍塘で下車しました。降りてすぐに対向列車が来てその時初めて気付いたのですが、日本で言うところのグリーン車がこの鉄道にもあるんですね。1両だけ2ドア(他は5ドア)の車両があったので何だろう?と思って良く見たらこの車両だけクロスシートで。「頭等」と書かれた案内もホームにありました。
←九龍塘にて

ここで地下鉄へ乗り換えて、切符は香港島の中環まで購入。こちらは普通にかなり混んでいました。3駅目の旺角で中環行きに乗り換え。同一ホームでの乗り換えなので、この辺もしっかりとした交通整備されているなぁと。こちらの電車もかなり混んでいましたが、尖沙咀で半分くらい下車。やはり中心地なんですね。尖沙咀〜金鐘間は海底を渡るのですが、時間も3分ほどと普通の駅間と殆ど変わらず。終点の中環に着いたのは15:00前でした。

中環ではすぐにフェリー乗り場へ。香港島での滞在時間約10分ですよ(爆)。まぁ、またすぐ後来るのでね。流石に香港島側はごちゃごちゃしておらず乗り場はすぐに分かりましたよ。2.2$(安!)払って船内へ。天気がいいので、オープンデッキが気持ち良いですね♪ 2日目のイベントを行ったコンベンションセンターもイイ感じで眺められます。約10分で九龍側へ到着しました。

さてここでもう一つの野望?を達成すべく、埠頭前のバスターミナルをうろついてみる。まぁ、野望っても香港を走り回ってる2階建てバスの“2階最前”で街中をドライブというささやかなモノ。行き先はこの際ど〜でもいいので最前に座れそうなバスを物色(笑)。
彩虹行きというバスが空いていたので衝動的に乗り込んでしまったのはいいものの、彩虹って何処?(苦爆) 異国の地で行き先も知れずバスに乗り込む暴挙をかました割には、最前部に“なつふく”置いて喜んでる自分ってどうなんだろ?

さすが2階からの眺めは良く、香港の街中をしばし堪能♪ 下車場所は全く考えていないのですが、ヤバそうな地域へ入りそうになったら降りるか位の軽いノリ。降りるなんてコトも忘れずっと乗っていたら客が皆降りようとしまして。1人取り残されるのはイヤだと思い自分も降りたら其処は終点でした(爆)。結局バスには30分くらい乗っていましたわ。

で、此処ですることは当然何もないわけで折り返しのバスにすぐさま乗車。席はやっぱり2階最前。帰りもこんな感じでがっついているヲタT日本人約1名(爆)。
※停車中に撮影。走行中はシートベルト着用で。