ようやく実現した念願のトワイライト初乗車。しかも幸運にも乗れたのがこれまた念願のA個室ロイヤルだったもんだから、嬉しさはただならぬモノがありましたね。台風接近で運転自体が危ぶまれた中、当日朝に洞爺〜有珠(宇宙軒S字)で撮った時も(乗る編成が北海道まで)キタ―――――――!!!って感動したものだけど、札幌駅ホームで放送と共に手稲側からやって来るその姿を見た時はホントにキタ―――――――!!!ってガッツポーズものでした。カシオペア初乗車の時も札幌発だったけど、やっぱりトワイライトでの高まり具合は全然違ったかなぁと。
【ポイント】
- トワイライトは上下列車問わず初めての乗車
- みどりの窓口に通い詰めてようやく自力で手にした切符だからそれだけで待望感強し
- しかも乗るのが長年の夢であったロイヤルだからね(北斗星ロイヤルも未乗車)
- 電光掲示板でトワイライトの出発表示が出るも(当日13時)、上野行き北斗星はウヤ案内(放送・張り紙・電光掲示板)
- 翌日は朝から湖西線が強風で運転見合わせ、トワは米原経由で迂回(サンダーバードはウヤ)
- 迂回経路では米原のみ客扱いで約3分停車
【全般】
- 札幌14:05発(定刻)〜大阪13:17着(24分遅れ)、回送発車13:27
- 札幌入線から大阪回送発車までの23時間半が本当にあっと言う間、濃密で楽しい時間だった
- 道内は天気も良く、夕日に輝く内浦湾も綺麗だったし
- 雨は新潟県〜石川県の間で降ってたけど、列車が徐行運転することは無し
- 湖西線運転見合わせ中につき敦賀から米原経由の迂回経路になるも、長浜付近では既に台風一過で良い天気だった
- 出発時の『いい日旅立ち』は知ってたけど、大阪着時も流れた時はまた感涙モード
- 札幌駅ホームで食堂マネが記念写真を撮ってくれた
- 敦賀駅ではJR西の車掌さんが記念撮影に加わってくれたし(ここでも食堂マネがカメラマン)
- やはりツアー客が多い印象(旅行会社添乗員も良く見かけた)
- A個も半分はツアーっぽい感じ(1-1もツアーらしい)
- 客車は第一編成で牽引はDD51 1140+1095、EF81 113、EF81 114、ED79は未確認
- 五稜郭でのED79待機は左側だった?(右では確認出来なかった)
- 青森でのEF81待機は右側、停車中に逆側(西側)を切り離されたED79が通過する
- 1〜3車には側面方向幕無い
- 3,4号車のエンブレム文字が専用(個別に撮り忘れた)
- サンダーバードがウヤなので本州内での特急退避はゼロ(道内は洞爺で1回)
- トワイライト同士の交換も今回は無し(今度あれば見てみたい、大久保も通過?)
【ロイヤル】
- ドアを開けた瞬間に「ここで過ごせるんだ!」という感動モノの雰囲気の良さ
- ソファー時は2人でも部屋の狭さは全く感じない(⇒1人だとそれこそ贅沢の極みかと)
- 窓の大きさ十分以上で開放感○
- 廊下側にも小窓あって便利
- 進行方向向きで無くても不満無し(椅子も良好、ソファーで流れ去る風景もまた良し)
- 喫煙車扱いだがタバコの臭いは気にならなかった
- トイレ・洗面台も使い勝手○、思ってた以上に綺麗だった
- ウェルカムドリンクは2名乗車時は2人分選べてワインの赤と白を注文(ワイングラスはプラ製)
- ワインは日没を眺めながら乾杯♪ 正にトワイライトを堪能で気分↑↑
- シャワー時間20分は2人でも十分(夜朝使用でも6分余った)
- ルームサービスの優越感◎(シャワーして寝間着でも電話で注文して悠々飲める)
- 大阪到着時の各部屋へのマネ挨拶(Bは無さそう?)
- A個用のアメニティ十分、ポーチカッコいい
- スリッパもロゴ入りで使い捨てとは思えぬほど結構立派(→お持ち帰り)
- 寝台セットはスイッチ1つで楽々
- 広さの不満点はベットセット時の残スペースの狭さくらい
- 便座は手で押さえながら引き出さないとバタンと落ちるので注意が必要
- シャワー後は床が濡れて洗面・トイレが不便
- ドライヤー弱い(仕方ないとは思うが)
- 贅沢かもだけどA個はナビ欲しい(カシは全室ある)
- シャワー時はトイレットペーパー避難させる必要あり(事前情報にて実施)
- と言う事で大きな不満は無し、寝台料金分以上の満足感は十分にありかと思う
【食堂車】
- 札幌出発後に朝食の予約(7:30)、札幌発限定の牛飯弁当も興味があったので1人前注文
- 南千歳出発後にティータイムへ、クラフティとコーヒーで車窓を見ながら早速優雅なひと時
- 16:30過ぎ(洞爺出発後)牛飯弁当が部屋に届けられ温かくて美味しかった(ワインで乾杯♪)
- 19:30からディナー、席に案内される時に名前で呼ばれるのが列車に乗ってると物凄く新鮮に感じられる
- 世界最長の海底トンネル内でフランス料理フルコースを食べるなんてまさにここだけ
- 青函トンネル最深部(一瞬の青い灯り)もしっかり確認
- 全部美味しかったけどトリュフのポタージュとアワビが印象的
- 最後にテーブル毎に料理長の挨拶(カシオペアでは無かったなぁ)
- 朝食も盛り沢山、若干開始が早かったので余裕をもって食べられた(本来は30分)
【サロン】
- 1日目は空席がないのもあり雰囲気を見にちょっと偵察しただけ
- 左右が大きな窓の開放感はやっぱり凄いなと
- 下りで日本海を臨む黄昏時、内浦湾から上る朝日はさぞ素晴らしい事だろうなぁ
- 札幌発車前の時点で場所取り多いし、荷物置きっ放しも夜まで結構あった
- ミニサロンは一度見に行った際に空席無かったので結局椅子には座れず終い
- 青函トンネル通過時はディナー中に付き状況未確認
とにかく感じたのは、心地良いもてなし感が最初から最後まで溢れていたと言う事。日本における一般の列車とは確実に一線を画し、特別なクルーズトレインと言う意味合いが大きいと思います。よく北斗星やカシオペアと比較されるけど、そもそも比較すべき対象ではないんじゃないかなぁ。
ふぅ・・・、また機会を得る事が出来たなら是非とも乗ってみたいですね。