Express GINGA

東海道で半世紀以上に渡って走り続けて来た夜行列車・急行『銀河』が今夜出発の列車をもってその歴史に幕を下ろします。ただでさえ急行列車そのものが壊滅状態な昨今、全車寝台のまさに“寝台急行”として生き残っていたのは奇跡でしかなかったのですが、永遠に走り続けることを許されなかったのが残念でなりません。

東京〜大阪間という今にしてみれば新幹線で2時間半の距離ですからね、そこを一晩かけて移動するなんてニーズは今となってはあまり無いのは当然な世界なのかもしれませんが・・・。


自分はヲタ遠征中に一度だけ銀河に乗った事があります。2006年7月、大阪城ホールでのハロコン帰りですね。まさに紺ヲタとして最後の闘志を燃やしていた頃ですよ(笑)。終演後、その日のうちに新幹線に乗って帰宅するのは無理な時間で、翌日は普通に仕事に行かないとだったのでね。夜行バスという手段もありましたが、この時はやっぱり“横になって寝たい”という気持ちだったので、この銀河という選択肢をとったんですよね。

東京着時刻がこれまた絶妙でね、新幹線にダッシュで乗り換えれば何とか朝の始業時刻に間に合うという・・・。これが20分後に東京着のサンライズだと仕事に間に合わないんですもの。だから自分にとってはかなり貴重かつ重要な列車ではあったんです。





明日、上り最終列車の東京駅到着は朝6:42・・・。
そう、℃-uteバスツアーの集合が東京駅7:00だから絶妙すぎる時間だったりするわけだ。朝っぱらから鉄ヲタでパニくってると思うけど、せっかくだから最後の勇姿を見にいってみようかな?




なお・・・
京都〜熊本・長崎間を走る寝台特急『なは』『あかつき』も今ダイヤ改正で過去のものとなります。『なは』と言えば昨夏の九州遠征時の帰りに乗って、車内で4針縫う怪我をしたそれこそ痛い思い出がある列車ですが(苦笑)。あの時はこんなにも早く姿を消してしまうとは思っていませんでしたよ・・・。

でもこうして遠征の足としてお世話になった列車が無くなってしまうのは何とも寂しいですね。



って事で、明日は始発電車で行かないと。って、支度がまだ終わってないぃぃぃぃ(汗)。