リボンの騎士(8/4)

今日は一昨日の8/4(金)に観に行ったミュージカルの模様を・・・。


この日は平日ではありましたが意外と良い客入りで7割位は入っていたのではないでしょうか? そんな自分の席は1列40番台後半・・・、即ち正真正銘の最前ど真ん中。初日にこの座席の状況は確認してはいましたが、いざ座るとステージまでのあまりにもの近さに驚愕するしかなくって(汗)。

結構私ってミューの席運って良かったりするんですよね。過去にLOVEセンチュリーと忠臣蔵でも最前中央引いていますし・・・。今まで感じてきているのは、ミューの前列って物理的な近さ以上に出演者の“肉声”が聞けるのが醍醐味なんですよね。だから今回その点も楽しみでありまして・・・。

今日は場面ごとに書いて行きますのでネタバレ全開で〜。というわけで以下・・・。


第1幕

演劇は18:00定刻に開演。
冒頭1曲目『Mystery of Life』では、その近さにのっけからかなり圧倒されつつも大きなスピーカー音に混じって肉声が聞こえてくるのが心地良くって。始まった傍からミュー最前の醍醐味を味わうのと同時に、座って見上げる体勢上、特に近くにいるミキティの下半身にどうしても目が行ってしまうのは不可抗力以外の何物でもなく(苦爆)。まぁ、色んな意味での興奮度の高さは間違いなくありまして。


OP曲が終わり、続く会話のやり取りは初回観た時は聞き取りにくい部分もあったんですが、今回はサントラ付属の台本に目を通してから臨んだので、会話の展開がよく掴めて◎でした。複数回観る方は、1回目を観てから台本を読み直すのが良いかと思います。この後の神様が出てきて“地上”での役柄を告げる場面も、台本読んでその面白さが倍増した感もありましたね。



宮殿の奥庭での場面では、女の子口調だったサファイアが鐘の音とともに一転して逞しい男口調に変わるのがポイントですね♪ この辺りは愛ちゃんも相当練習を積んでいると思いますが、表情にしろ声の出し方にしろ、その切り分けが劇全体的に見ても注目点でありますから。


大臣とナイロンの絡み・・・、これは“この2人”というのもあり、ある意味漫才的な味付けもあって素で面白いんだけど(笑)、冷静に演劇として見ても、大臣の役の成りきり具合だとか、ナイロンのキッチリとした演技(台詞や目線)が凄く良いと思いまして。マコは最後の舞台というのもありますから、その意気込みにしろ真剣度にしても相当のものがあるでしょうしね。そんな彼女の気迫がビシバシ伝わって来て、観る側からしても凄く嬉しいですね。

さらに続いて登場の大臣の息子にしても、この役って小春以外考えられないのがまさにミラクルだと思います(笑)。



そして淑女登場・・・。とにかくね、れいなが可愛い・・・めちゃくちゃ可愛いんですよ。まぁ淑女の6人はそれぞれが良い着飾り具合で美しいんですけどね。私個人的にはれいなが郡を抜いてすごいなぁって・・・。だけどその反面、彼女たちを見ているとちょっと思う事もあるんだけど・・・(泣)。

それにしてもこの席に居ると、フランツ王子との追い駆けっこ中に淑女たちが巻き起こす風が来るんですよね(爆)。れいなの「キャー」っていうマイクが拾っていないリアル音声がまた萌え萌えでもあるし、それで約1m目の前を豪快に通過して行くからもう大変(笑)。



サファイアとフランツ、この2人の出会いの場面からはまた注目なんですが・・・。特に2人で踊っているシーンでは互いに見つめる目が印象的でして、事こんな至近距離で見せられるとその引き込まれ具合は相当な物があります。



宮殿での剣の試合は・・・
途中でクレーンが出て来る理由と状況が未だに??なんだけど、まぁ後ろではしゃいでる淑女(特に亀ちゃん)が面白いのでOK・・・かな?


続いてフランツにナイロンが剣を渡す場面なんですが、えらく神妙な面持ちであったり、渡す前に大臣をちらっと見てからだったりとか、そんなシチュエーション作りがかなり上手いなぁって思いました。台本とはちょっと変わっている(剣を落とさない)みたいだけど・・・。


王の死・・・。このシーンが今日特に印象的だった場面の1つなんですが、本当に顔を震わせて王の亡骸にすがるサファイアがこれまた迫真の演技で、うつろな瞳で「父上〜〜〜!!」って叫ぶところが圧倒されまくりでありました。これがまた本当に目の前でありましたし・・・。



魔女へケート、ここでは大臣との絡みになりますが・・・。大臣の歌がまたその眼力の強さといい、かなりの迫力。ステージ前部に迫った大臣と、後方からその痛烈な存在感を放つヘケートの対比もマジで怖いくらいでした。


そして第1幕ラスト・・・
王妃が“サファイアが女”と暴露した後、「女、女、女―――――――!!」と追い詰められ、震えて崩れ落ちるサファイアのシーンがこの上なく圧倒的で観ているこちらも震えたし、彼女からその切迫感が痛烈に感じさせてくれて泣けてきました。




・・・長くなったので、一旦区切ります(汗)。多分、続きは今日書き切れないかも・・・。