グットウィルカップ

h_c_r322006-07-13

今日は駒沢でガッタスにおける紺ちゃんの最後の試合でした。


5月にはスフィア4thで卒業セレモニーまで行ってくれた紺ちゃんでしたけど、やっぱり“もう一度”彼女の雄姿が見れるのが凄く嬉しくって・・・。スケジュール的にリボンの騎士メンバーが出場出来なかったのが非常に残念ではあったけど、それでもこの機会が与えてくれた事には素直に感謝でした。



そんな今日、駒沢での決勝トーナメント・・・。8チームが出場し、第2試合でXANADUとの初戦に臨んだガッタスでしたが、2−1での敗退・・・。予選を実際に見ていない自分だったというのもありましたが、7人のガッタスがこれほどまでに厳しい試合展開を強いられるとは正直思ってもみなかったんですよね。

試合前の入場時、柴ちゃんが10番、是ちゃんが9番、みうなが6番のユニフォームを自分のユニの上に着て登場しました。これにはね、この場に3人の姿はなくとも、一緒に戦うんだという強い気持ちが感じられたんですよね。だから余計に、7人でも十分戦い抜けるという期待もあったんですよね。

けど実際、試合は終始押されっぱなしでした。それでもね、何度も何度も相手のシュートを浴びながらも、体張って果敢にボールに食らいついていく紺ちゃんの姿があって。しかしながら奮闘叶わず、前半で2失点・・・。それでも引き続き彼女が後半のゴール前に立ち、試合はガッタスに比べ圧倒的に相手の方がシュート数が多いという展開が後半も続きました。

それでも「これ以上は絶対にゴールさせない! 今に皆がきっと点を取ってくれる! だから・・・何がなんでもゴールは私が守るんだから!」

そんな彼女の静かなる闘志がひしひしと伝わって来て・・・。そんな紺ちゃんを見続けること試合開始から17分・・・、残り7分を切ったあたりで思わず涙が溢れて来ちゃって。まだ試合が終わったわけじゃ、まだ負けが決まったわけじゃないのに・・・。彼女のこの試合に賭ける姿を見ていると心打たれてしまったんですよね。前半以上に相手の攻撃がきつくなるも、後半は無失点に抑えていたんですから・・・。


結局、混戦の中から1点返して2−1とするも、既に残り時間もう僅か・・・。そのまま試合は終了の時を迎えてしまいました。

終了のホイッスルが鳴ると、メンバー全員が紺ちゃんの元へ歩み寄って・・・。紺ちゃん、泣いていました。うんうん、そうだよね・・・。この涙にはとてもひとことでは言い現わせられない彼女の色んな想いがあるんだろうって思わせてくれましたよ。それはもう、私なんかが到底思いも付かないほどのね・・・。



ここで負けてしまった事は、私自身正直悔しかった。残念で堪らなかった。それでもね、今日の試合、見れて本当に良かったですよ。だって・・・負けていても最後の最後まで、自分の愛したガッタスのゴールを守る為に本当に体張って懸命にプレーする紺ちゃんには心から熱くさせるモノがあったから・・・。



ありがとう紺ちゃん。ここまでガッタスのゴールを守ってくれた“背番号12”はずっとずっと忘れないよ・・・。