スフィアリーグ

12/15の開幕戦の事でまだ書いていなかった事を少し・・・。

ガッタスが準決勝で敗退後、決勝戦が行われる前にエキシビジョンマッチが行われまして。そこにはガッタスからもコーチの相根さんとGKコーチの古庄さんも出場。当然、ガッタスメンバーたちも観戦・応援に来てるわけですよ。ところが・・・その場に居るメンバーは10人・・・。そう、1人足りないんですよね、背番号12を付けた彼女だけが・・・。それは試合が始まっても変わらずでね。

負け試合から時間にして2時間近く経った頃ではあったのですが、その時は流石に自分もね「何やってるんだよ、まだずっと1人で居たいのかい? 君の師匠が凄い試合を見せてくれているんだぜ。これを見ずしてどうするんだよ!?」と正直がっかりしたんですよ。

彼女の事だから、状況はなんとなく想像出来ますよ。でもね、自分の気持ちどうこう以前に見なければいけないものだってあるわけですよ。勿論、それは身内が出てるからという義務的なものではなく、あくまで自分自身の向上の為のものとしてね。

負けず嫌いな彼女ではあるけれども、その反面、いざちょっとしたマイナス要素があると彼女の弱い部分が浮かび上がってきちゃうのかなぁ。この日一番感じた残念な事って、実は“この場に紺ちゃんがいなかった”という事実なんですよ。ガッタスが負けたという事象以上に・・・。



ここで展開された光景は、言うまでもなくそれまでのガッタスを始めとするスフィアの参加チームの試合とは雲泥の差のものでした。殆どの観客がその凄さに圧倒され、大きな歓声を上げていましたよ。「紺ちゃんいつになったら来るんだよ?」って始めは外野を気にしていた自分ですが、いつの間にか試合観戦にのめりこんでいて・・・。


試合がいい感じで盛り上がっている中、ふと見るとミキティの横にさっきまでいなかった紺ちゃんの姿がありまして。元気とは程遠い神妙な面持ちであった彼女を察してか、真横にいたミキティがね、ぴったり寄り添って一緒に試合を観戦していました。互いに声を掛け合うでもなく、そのまま試合を見ているだけだったんですけど、それだけでもミキティの思いやりが感じられて・・・。

彼女の姿を見た時、途中からとはいえよくぞ見に来てくれたねって嬉しかったんだけど、GKが古庄コーチから交代した後だったのでね。やっぱり古庄コーチの試合を見ていない事実は許し難い事だぞ、とこの時ばっかりは思ったけど。





そんな試合も終盤に相根コーチがゴールを決めた時に、ミキティ・ののと3人で一緒に「バンザイ!」やったりとか久しぶりに笑顔を見せてくれたので、ちょっとは元気になったのかな? 

あ〜あ、だからこそ試合最初から見て欲しかったんだよなぁ。自分の試合内容に納得がいかなかった後だったら尚の事、古庄コーチのGKっぷりを見たら少なからずとも彼女の起爆剤になったはずだと思うと残念で。